「真凜~」

「どうしたの?若菜」

「今、黒田財閥にアポとったら、明日会えないかって、聞かれたンだけど…どうする~?」

「明日で大丈夫って、伝えといて」

「りょーかいッ♪」





明日かぁ……


いろいろと考えとかなきゃ……






「真凜~!伝えといたわよ~」

「ありがとvV 」

「これくらい、どうってことないわ~♪それより真凜!」

「な、何よ?」

「黒田慶輔と一緒に住んでるって、ホントぉ~?」

「∑えぇっ!それがどうかしたの?」

「どうかしたの?っじゃなぁ~いッ!」



び、吃驚したぁ~(焦)



「あんなイイ男と住んでるなんて、やるじゃない♪いろいろと聞かせなさい!ということで、今日は、一緒に外食しましょ!勿論、あたしの奢りよ☆」



い、いきなりィ~?


まぁ、奢ってくれるからいっか♪



「わかったわ」

「言ったわね?ちゃんと話すのよ!」

「はいはい(呆)」



慶輔にメールしなくちゃ



あたしは、今日は外食するということを慶輔にメールで伝えた……。



送信っと!




ヴー、ヴー
ヴー、ヴー



メール?



パカッ



――――――――――

To.真凜

From.慶輔

Subject.


了解!



――――――――――




あたしは、携帯の画面を見ると、無意識にニヤついてしまった……。



「ちょっとぉ~、真凜!何ニヤついてンのよぉ~」

「何にもないわ」

「怪しいっ~」



なんか、若菜がゴチャゴチャ言ってるけど、あたしは無視した。



(ちょっとぉ~、無視は酷いンじゃなあい~? by.若菜)