《慶輔side》


「真凜!飯、出来たぞ!」




……シーン



あれ?
っかしいな


飯って単語で飛んできそうなのに……。



「お~い!真凜!」




……シーン



やっぱ、返事しねぇ



「開けるぞ」



俺は、そう言ってドアを開けた。





すると、真凜はベッドで規則正しい寝息をたてながら、寝ていた。



俺は、布団をかけてやって、その場を後にした。




そういえば、真凜、明日仕事あんのかな……
って、思いながら、俺は、飯を食べた。



久しぶりに食べた一人での飯は、なんか寂しかった。