なぜか三浦さんに確認する店員さん。 声はしなかったけれど、三浦さんも良いと言ってくれたらしく店員さんはもう一本の明るい色の方のグロスを開ける。 あたしはコットンで口を拭く。 もう一回、あの恥ずかしい想いをしなければいけないと思えば、本当に恥ずかしいけれど。 三浦さんの妹さんの為、しょうがない。 「はい、良いですよー」 ニコッと笑った店員さん。 私はさっきと同じように鏡で確認。 うん、さっきより少し明るくて華やかになってる。 ここでは明るすぎる気がするけど、大丈夫だと思う。