「ミオ、ちょっと派手じゃない?」


「そうかな?
これくらいの方が刺激的でしょ♪」


私が笑うと、蜜柑は呆れたように笑った。


「早苗のは大人し過ぎない?」


「私はこれで充分だから!」


早苗は買った水着を抱きしめながら、苦笑いを浮かべた。


「徹もオミも喜ぶかな?」


私が言うと、蜜柑が首を傾げた。


「徹君は分かるけど…
オミ君も?」


あっ、そう言われてみれば…


「…なんでだろ?」


自分で言った言葉だけど、自分でも意味が分からなかった。


蜜柑と早苗は顔を見合わせて笑った。


「何?」


「別に?
明日が楽しみだなと思ってさ♪」


蜜柑が笑った。


そうだよ、明日はプールなんだから余計な事は考えないでおこう!


楽しまなくちゃ♪