強気なミオと優しいオミ

徹は急に態度を変えて、ニコニコしている。


「…可愛くないやつ…」


大体あんたなんか、早苗が好きとか言わなかったら、絶対に誘わないんだから!!


って思わず言いそうになった私に気付いたのか、オミが私の口を塞ぎながら苦笑いを浮かべた。


口を塞がれたおかげで、私の文句はうーうーと変な音に変わってしまった。


「とりあえず、夜メールするから!!」


オミは私の体を押さえたまま、徹に早く行けと合図を出した。


徹に逃げられてしまった。


「ミオー…」


オミはようやく私を解放した。


「だってぇ!!
…っていうか、よく分かったね?」


「そりゃあ分かるよ…」


オミは軽くため息をついた。


「…やっぱり、オミも早苗が好きなの?
だから分かっちゃったの??」


私は周りに聞こえないように囁いた。