強気なミオと優しいオミ

早苗は恥ずかしそうに、でもどこか嬉しそうに微笑んだ。


「可愛いなぁ、もぅ♪
早苗の為ならなんでもするよ!?」


私は早苗の手を握った。


「私もなんでもするから、その時は言ってね?」


蜜柑は優しく微笑んだ。


「…ありがとう♪」


あぁ…


女友達っていいなぁ♪


なんだかこうしていると、友情って感じするなぁ!!


「じゃあ早苗も、夏休みの登校が嬉しいんだ?」


「え?」


「さっきオミがね『学校で会えるのを楽しみにしてる子もいるから』って、そんな意味の事を言ってたのよ。」


私は突き過ぎてドロドロになったアイスを、流し込むように一気に食べた。


「オミ君が…そう言ったの?」


蜜柑が不思議そうに眉をひそめた。


「ほう。」


アイスがまだ口の中に入っていたから、私は変な声で返事をした。


「ふーん…」


蜜柑と早苗は顔を見合わせながら、クスリと笑った。