強気なミオと優しいオミ

本当は、どこかの運動部に入るつもりだった。


誘われるままに色んな部活に体験入部し、どの部活にしようか本気で悩んだ。


悩んで悩んで、気付けば今さら新入部員という訳にもいかない時期になっていた。


悩みすぎて入れなかったから、正直落ち込んだ。


でも、今は色んな部に『助っ人』として誘われるようになった。


一つの部活に決めなかった分、逆にいろんな部活を体験できるから、今となっては良かったのかもしれない。


多くの先輩達と交流出来るし、助っ人として参加する分、余計に可愛がってもらえるから嬉しい♪


オミは文化部に入ると思っていた。


運動オンチだから運動部は元々ムリそうだし…


でも性格が優しくておっとりだから、図書委員がお似合いかもしれない。


「ミオ、聞いてる?」


オミが机をコンコンと叩いた。


「あっ、ごめん!
全く聞いてなかった♪」


私はとりあえず笑ってごまかした。