強気なミオと優しいオミ

「ありがとう、リオさん♪」


素晴らしい、会長の威厳♪


「良いのよ♪
さて、皆いなくなった事だし…
詳しく話を聞かせてもらいましょうか?」


今の私にはリオさんの微笑みは…怖すぎます(T-T)


「姉さん!?」


「冗談よ、冗談♪
でも、ミオちゃんは良い子だから…
後でちゃーんと報告のメールを入れてくれるだろうから、大丈夫ね♪」


はひ、お姉様…(T-T)


必ず入れます(T-T)


「じゃあお邪魔虫は退散するわね♪」


…本当は困ってる私達を助けに来てくれたんですよね?


でもイジワルもちゃんと忘れない所が…


やっぱり二人は姉弟だなって思う♪(T-T)


「…ちょっと抜け出そうよ♪」


そう言うと、オミは私の手を握った。


「どこに行くの?」


「内緒♪」