強気なミオと優しいオミ

「別に付き合う事を、隠すつもりは無かったけどさ…
でも、初日からそこまでバレなくても…」


本当だよ!!(T-T)


これじゃあ逃げも隠れも出来ないって事じゃん…


「それでは…
下をご覧ください。」


蜜柑に言われて、音響室の窓から下を覗いた。


「…うん、なんか集まってるね♪」


もう笑うしかないよね♪


でも、やっぱり…!!


「徹、許さん!!!」


徹は危険を感じたのか、私達が動くより前に音響室を飛び出した。


「「待てっ!!」」


私とオミも、徹を追いかけて音響室を飛び出した。


「あー、ミオ♪」


「オミくーん♪」


うわぁ、ゲロヤバッ!!


階段を下りた所でクラスメートやら先輩やらが大勢待っていた。


はぁ…泣きたい(T-T)