先輩の凄みは誰よりもこわかった。 別の意味で、3人が震えている。 「先輩…もういいよ。あたしには、梨子や馬野くんがいるし」 あたしは先輩の手を取る。 「先輩がいるでしょ」 我ながら、人前で恥ずかしいことを口走ってることがわかる。 でも、いいんだ。 好きな人ができたんだもん。 バスケができてるんだもん。 いいんだ。 「浅葱ちゃん?」 そう、、、この声に、立ち向かわなきゃいけない。