「やぁっと聞けたよ」 ………へ? パチパチと手を叩きながら、一歩前に進んだのは、前田先輩。 そして、次々と増える拍手。 「おめでとう!」 「藤沢さんにはかなわねぇや」 「良かったっすね!」 「まぁ、みんな大方の予想はついてたけど?」 「咲人、、、」 …藤沢先輩も、なんか赤くなってる気がする。 あたしは、思いきって先輩の腕から逃れると、力いっぱい抗議した。 「いくらみんなに言ったからって、人前でこーいうことしないで下さい!」