「藤沢先輩に紹介する前に、あたしに紹介してよ」 「あ、いや、、、」 1人が声を濁らせる。 「中学の友達?あたし、岬梨子。浅葱の親友だけど?」 …梨子、、、 「あ…よろしく」 「よろしく~」 張り付いたような笑顔で、時間稼ぎをしてくれている梨子。 親友、、、 その響きが、またあたしを勇気付けてくれる。 「藤沢先輩に紹介するのは、もちろん今日の試合が終わってからよね?」 「も、もちろんそのつもりでお願いした…よね」 「うん」 「もちろん」