その人の瞳は、まっすぐあたしの方を向いていて、いつものような笑顔を見せてくれた。 やったぁ………っ! 嬉しくて、嬉しくて、胸がドキドキした。 リングから飛び降りてからも、残像のように、あたしの頭の中には、あなたしかいなくなっていて。 やっとわかったんだ…─── 「好き…」 藤沢先輩が、好きなんだって。 バスケが格段に上手で、無愛想で、自己中で、あたしとの約束を守ってくれて、、、 そんな先輩に、いつの間にか心を許していたんだって…───