そして、残り3分をきる。 「51対50」 …かろうじてリードするものの、ワンゴールでどちらにも転ぶ点差、時間。 2分、、、 1分、、、 両手を握り締めて、祈るように試合展開を見つめた。 ダン、ダンというドリブルの音が、急に消えた… ───ズガン…ッ!!!!! 「あ………っ」 あの音。 あたしの憧れた、許された者しか触れることのできない、リングに掴まっていた………