─────……… あー、なんだろう。 すごく、心地いい。 ………ん? あたし今、試合中じゃなかった? ───ガバッ! 起き上がった瞬間、またふらっとして、重力に勝てない。 あたしはまた、柔らかいベッドの上に仰向けになった… あれ?ベッド?………ベッド?! 「なんでぇ~」 ぼそっとつぶやいたつもりが、誰もいないと思われる部屋の中に響く声だったらしい。 そして、誰もいないわけでは、ないらしい。