タオルとドリンクを持ったまま帰ってきた梨子。 「いやぁ、やっぱりあたしじゃダメだわ」 ニコニコ、というよりはニヤニヤしながら、梨子はついでにとってきたというビブスをあたしに渡すと、さっさとコートに入っていった。 「ちょっと!待って~」 あたしは急いで梨子を追い掛けた。 ピー………ッ ジャンプボールを恵先輩がとったのを確認すると、あたし達はすぐに、オフェンスに入った。