「アサギ!」 「なに?」 「シュート、ウマクナル、サイノウ、アル!」 あたしを指差しながら、いつものビッケスマイルを見せる彼の目には、自信の二文字が見えた。 「無理だよ、あたし、ちっちゃいし」 今までさんざん外してきたシュートが、頭の中でよみがえる。 リバウンドを取られたあとの喪失感といったら、もう最悪だ。 「ダイジョウブ!オシエル!」 「え?」 もしかして、ビッケ君が、教えてくれるの??