「結歌さ〜ん
翔太さんがいじめてきます〜(泣)」
武が涙目+上目遣いで
あたしを見上げる。
(あたしが机の上で立ってるから)
「ばかやろう!
お前に上目遣いされても
ときめかねーよ!!」
「結歌さんっ…ひどい…」
「てかなんでもいいから
裕樹罰ゲームしろよ」
翔太に睨まれ、裕樹は
顔を引きつらせて、
いやいやボックスに手を入れた。
「うっ…うおおおぉ!!」
裕樹が引き抜いた紙を
見て、この世の終わりのような
恐ろしい奇声を発した。
「ん〜なんて書いてあんの??」
あたしは裕樹の手から
紙を取り上げた。
その紙には…

