次の日の放課後。 「ヨシー!一緒にかえろう~!」 「うん!…☆!ごめん!!今日は優介君と・・・」 「ははぁ~ん♪そうですか~♪」 「美央!ニヤけすぎ!!」 「そういうヨシだってホッペ赤くて笑顔じゃないですか~♪」 「ふっ、ふんっ!」 美央はあたしにいじわるな言葉を言いながら教室から出ていった。 (どうせ一輝君と帰るんだろうな~) そう思いながら嬉しそうに校門を走って行く美央を教室の窓から見ていた。