あたしの手首を押さえつけていた笠原の手はいつのまにかあたしの服の中にあった。 「~♪~♪~♪~♪」 鼻歌を歌っている笠原。 「……っ…やだ……離してっ!!!!」 あたしは目をギュッとつむった。 「…離して…っ……」 そう言った瞬間だった。 “ボコっ” 奇妙な音と同時に、あたしの上に覆いかぶさっていた笠原の重みがなくなった。 ふと目を開けると、そこには息を切らした優介君の姿があった。