松原も例外ではなかった。
英語も理科も同じ教室だった彼は、
アイツらの私への態度に気付いていたかも知れない。


でも、松原はいつもの松原だった。

いつもと変わらず
私に微笑んでくれて、

いつもと変わらず
真剣に私の話を聞いてくれた。