「あれ、私のｷｰﾎﾙﾀﾞｰがﾅｲんだｹﾄﾞ」



鞄につけていたｷｰﾎﾙﾀﾞｰがなくなっている事に帰りのSHRで気づいた。


･･ｸｽｸｽ･･



―またか･･。
何度も小さな嫌がらせをしてくる“ｱｲﾂら”に嫌気がした。

“ｱｲﾂら”とはｸﾗｽで一番派手な女子のｸﾞﾙｰﾌﾟ。
ある事がｷｯｶｹで私は彼女等に嫌われているらしい。
ｷｰﾎﾙﾀﾞｰがなくなったのはこれで二度目。

ﾃｽﾄの時にｺﾝﾊﾟｽを隠された事もあった。

ｱｲﾂらの小さな嫌がらせが煩わしくて担任に相談しに行った。



でも･･