地味仔×地味男*♦ふたりの秘密♦*




美柚side


ふぅ。
なんとか着いた☆


『美柚、はや~~~い!!!』


「ごめん。音羽;急がなきゃと思ってね?つい走っちゃった。」


『あんたの“つい”はめっちゃ速いんだからね???てか、愬羅達いた???』


「う~~~ん。それがわかんないの。もしかして遅れたから怒って帰ったかな?」


『それはないと思うけど……!!!いたよッ!』


音羽の指差した方向を見ると…


そこには女の子たちにいっぱい囲まれてる棗と愬羅がいた。


____どんだけ囲まれてんの。しかも美人サンばっか;


『逆ナンされてんね、ありゃ。バカ愬羅!!!』


「美人サンばっかだね………」


『大丈夫!美柚よりぜんぜん可愛くないから。』


「音羽は勝ってるけどあたしはボロ負けだよ;」


『この鈍感天然美柚……』


『ねぇ?キミ達暇してんの???俺らと遊ばない?』


「へっ???」