脱力くんの話によると


かったる。

俺は座っていた見学ベンチから
立ち上がり、荷物を持って
校門に歩き出す。

「ちょっと待って!」

引きとめたのは市川だった。

「何も言わずに帰るなよ~」

「あのさ」

なんで俺はこんなこと聞いたんだろう。

「市川ってカノジョいるの?」

「えっ!?ちょっ…それって…!!!??」

「そういう趣味はないです」