脱力くんの話によると



「泣きやんだ?」

和菓子屋の前で
待たされて
少し、落ち着いた。

なんだかんだで
私は彼の事が好きだったんだ。

ルックスとか
成績優秀とか
運動神経抜群とか
そういうのは関係なく。


私は彼に惹かれていた。


「うん、ありがと」

私は彼に笑いかけると
彼は私にあるものを渡した。