「あっ、天辺」 私が呟くと 彼はなぜか 身構える。 「見なよ、綺麗だよ」 「いやだ」 「見なきゃ揺らす」 「・・・見ます」 彼は歯を 食いしばりながら 外を見た。 その瞬間、 ゴンドラを 揺らしてみた。