脱力くんの話によると


そして当日―。

彼はこの前とは違う服装で
私の心をもうキュンキュンとしていた。

ああ・・・私もう惚れているのね・・・
彼にべた惚れなのね・・・

私たちは最寄り駅の電車に乗って
ちょっと離れた遊園地へと向かった。


「わがまま言って申し訳ございません」

一応、彼へ謝罪の言葉を込めて謝った。

「べつにいいよ」

いつものポーカーフェイス。
その素顔を見破る事が出来ない。

「怒ってない?」

「怒ってるって言ったら?」

「どえ!?Σ(゚ロ゚)」

その瞬間、社内が大きく揺れた。
立って吊革に捕まっていた私は
彼に強くぶつかってしまった。