空の大切なもの



ガーベラハウスに着き、ドアを開けようとした瞬間、ドアにある曇りガラスに人影が見え、ドアが開いた。


ガラッ


「ソラ!こんな遅くに帰ってきて!今日、お前ん家行くって言ってただろ!」


「あ――!!忘れてた」


ドアから出てきたのは、怒っている健兄だった。


今日学校から帰ったら、家に行って荷物を整理するって言っていたのをすっかり忘れていた。


「ごめんなさい」


「全く、遅いから心配したんだからな!まぁ、今日は遅いから、また明日にするか」



健兄は、そう言うと、俺の後ろにいる二人に気づいた。



「おっ!ソラの友達か?いらっしゃい」


「「こんばんは」」