空の大切なもの

【ソラ】


学校を出るころには、赤かった空が暗くなり始め、月がぼんやり出ていた。


俺たちは、いつものように自転車に乗り話ながら、帰っていると、二人がガーベラハウスに来たいと言い出した。



「俺は別にいいけど…健兄たちに連絡してないし…」


「大丈夫だって♪ちょっと挨拶したいだけだから。お願い、ソラ」


「俺も挨拶しときたい」




シンまで真剣な顔して頼んできたから、俺は承諾することにした。