空の大切なもの


2人が降りていった後、俺は時計を見た。


時計の針は6時24分を指していた。


2時間くらいしか寝れてないから、すごく眠い・・・




「空兄ちゃん、大丈夫?」



少しウトウトしていると、まだ俺の上にのっているヒナが心配そうに見てきた。



「ん、大丈夫だよ。ありがとう」



俺はそう言ってヒナの頭をなでた。