そんなある日、耳を疑うような噂が流れてきた・・・・

『キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン♪』

「はぁ~。」
「遊び行かない??」
「いいよォ。どこいこっかぁ~?」

そんな、たわいもない会話がクラス中から聞こえてくる、

「そろそろ帰ろっかな!」
私は、スクバの中に教科書をつめる。

すると・・・
「紗ぁ~菜ァ~!!!」
あの、いつもの明るく元気の良い声が。