「涙~…」 笑顔で走ってくる結をとっさに避けたら、勢い良く結は床にダイブした。 「いった―い!」 相変わらずドジな親友に、呆れながらも必死で笑いを堪える。他の生徒からは大笑いされてた。 「馬鹿じゃん。結は」 冷めた目であたしが呟くと結はムッとしてあたしを睨んできた…が、すぐに笑顔に変わった。 「あんま結虐めんなよな。涙…さん?」 そう。聖斗が居たからだ。あの永遠に終わらない様な冬が過ぎ、変わった事といえば。 聖斗と結が付き合ったこと。そしてあたし達は"幼なじみ"に戻ったこと。