「光輝!大輝は…」


「手術は一応してるんだけど、限りなく…可能性は、0に、近いって…」


「え?嘘、つかないでよ!光輝!ねぇ!大輝は?早く帰ってまた遊ぼうよ!ねぇ…」


「樹璃!皆つらいんだ!!わかってよ…」


「…そうだよね…ごめん…。」



 それからは私たちはひたすら祈った。
何時間、たったのだろうか…


 手術室の赤いランプが消えた。


立ち上がった私たちをまっていたのは…




 希望?

 絶望?




 Which?