この窓からは、綺麗な海が見える。 親とかいう名前の人達がくれた、プレゼント。 昔はいらなかったけど、 今は無いと、狂ってしまいそうになる。 きっと、そういうことも計算してたんだよね。 「しぐれちゃん」 私を呼ぶ白い天使は、なぜか私によく絡んで来る。 無視して、海を見てると 「無視しないでよ(笑)」 笑いながら窓の前に立って、視界を遮る。 『…なに?』 「はい、お手紙届いてたよ」 白い天使が茶色い封筒を私に渡す。 それを受けとって、中を開ける。 .