キミの隣のイケメン君.

瞬side

4月の終わりの休日。

リツに呼び出された。いつものファミレスだけど…

ちゃんと止めずに頑張ってるのに

「ごめん、呼び出したのに遅れて」

珍しくリツの方が後に来た。


「呼びだした理由は?」

とっとと終わらせてランニングしたい

「杏から聞いてるよ。頑張ってるね」

「まぁ…あいつと話してたらおもしろいから…」

この前は抱きしめられるか挑戦した。女の子ってあんなに小さいんだってしったし、あいつのシャンプーのにおい好きだな…


「もう杏のこと好きになった?」

リツが真剣な表情で聞いてきた。

俺が山崎のことを?

確かに隣に居て落ち着くけど、これって好きと違うよな?

「別に普通。リツ、少し変わったよな?なんか大人になったって感じ」

中学と比べて、雰囲気が変わった。

「だって、ここあたしのこと知ってる人全然いないから。イメチェンしてみたの」

ニコッと笑った。

「イメチェンか。こっちのリツの方が俺は好きだよ。」

さらりとそう言うと、リツが照れた。

「ありがとう。あたしのこととか気にせず、彼女作ってよ?」

「当分先の話だな」

心の中では当分先の話じゃないように思えた。

その時、山崎の顔が浮かんだ…





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