私なりの彼の愛し方

授業中も馬鹿男と腹黒男が何回も喋りかけてきた。学園王子は寝てたけど。相手すんの疲れた……保健室で寝てよっかなぁ、と思い保健室に行くまでの道を歩いてると前から5人の女の人が来てた。鬼のような形相で。








気にせず歩いてたんだけどどうやら関わってしまったみたい。真ん中にいる人に無理矢理腕掴まれて非常階段まで連れてこられた。









「あの…なんですか??」






「あんた学園王子達に助けられたからって調子乗らないでよね。優牙達はみんなに優しいんだからね!!」





これだから女の嫉妬は嫌いなんだよ。私がいつ調子に乗ったんだっつの。







「はい。知ってます。あの時の事はほんとに感謝してますけど、私はこれ以上関わるつもりはありませんから安心してください。」






ニコッと笑ってみせると「だ、だったらいいんだけど!」って言って走って行った。…まじでなんなわけ?