ユビサキからあなたへ

帰りの電車の窓から見える景色が、いつもと違って見える。


自分一人がどこか違う世界にきてしまったような感じだ。



頭がぼーっとするのはなんでだろう。






さっきから彼女のことが頭から離れない。






俺は練習が終わってすぐに、小松に彼女の正体を問い詰めた。


でも、砂混じりの目で見たうろ覚えの特徴からは、いくら女子に詳しい小松でさえ、相手を特定できなかった。