「なぁ洋介。友香にメールしたか?」

友香は無理言って協力してもらったようなもんだ。
礼の一言ぐらいは言わねぇと…。




「大丈夫。エレベーターの中で送っといたよ。協力してくれてマジありがとう!みたいな感じで♪」






そんなことを言っていたら早速洋介の携帯が震えた。


「友香だ。」


俺も一緒になって画面をのぞきこむ。






『うまくいってよかったね♪由里もあんたのことイイ人そうって言ってるし、これから頑張んなよ!?』



友香もきっとうれしかったに違いない。








この恋はきっとうまくいく。


この時、きっと誰もがそう確信していた。