ユビサキからあなたへ

風呂の時間になったらこいつらもいったん部屋に戻る。



作戦のために途中で抜ける必要もなくなるってことだ。



やっぱり千里と一緒にいれる時はいたいし、余計な詮索はさせたくない。








洋介の携帯に友香からメールが来た。



『じゃあ9時半に3階のエレベーターのとこ来て!よろしく〜っ(o^∀^o)/』



いよいよだ。
あと1時間。



携帯を見つめる洋介の顔は、もう緊張すら通り越しているようにも見えた。