ユビサキからあなたへ

「お邪魔しまぁ〜す!」

菅原は相変わらずテンションが高い。
宴会部長向きだ。

でも今の俺にはそんなんどーでもいい。




「ヒマだなぁ〜お前ら!」

「どーせ西本達だってヒマでしょ?わざわざヒマつぶしに来てあげたの♪」

「んなこと言ったってお前ら風呂は?」

「何言ってんの?あたし達お風呂の時間一緒じゃない。」

「…えっ?そうだっけ?」

「そーよ。話し合いの時に遊んでた人は知らないんじゃない?さ、やろやろ!」




俺は少しホッとした。