「覚えてるよ。最近は なかなかお客さんなんか 来てくれんからな。 お前さんたち2人は 特別なお客さんだよ」 そう言って笑うおじさん。 前よりも少し、 やせてる気がするのは あたしだけ…? どうなんだろう…。 「1年の節目に、なんか 買っていくか」 隼翔にそう言われて、 あたしはうなずいた。 すると、その会話を 聞いていたおじさんが 「今日は、おじさんが プレゼントするよ」 そう口を開いた。