隼翔はいつもの笑顔であたしに 優しくそう言った。 「…うん」 いつかは来るとわかっていた この日……。 周りはもう経験してる人も多い。 菜緒と大輝ももう1年近く前に 初めてを終わらせてた。 「初めてだよな…?」 「うん…。ごめんね」 「大丈夫。優しくするから」 隼翔はそうあたしに囁くと あたしの緊張をほぐすように キスを落としはじめた。