もしも、願いが叶うなら



サボって向かう先は裏庭のベンチ。


「あ、那央~!!」

今日もベンチに座ってる那央発見!!


「……」

いつもチラッと見てあたしを無視する那央。

いい加減慣れた。


「那央いつもサボって単位足りんの?」

「お前もじゃん」