もしも、願いが叶うなら



ガラガラ―――

「おい、何学校サボって…」

那央はあたしを見て固まった。


病室の中には1つのベッド。
それに点滴やら、あたしには訳のわからない医療道具。

全て白で統一されてる部屋は、まさに病室って感じだ…。



「久しぶり、那央」

「何でいるんだよ」

冷たくあたしを見る。