「? どうしたんですか。綾奈の顔になんか付いてます?」 「いや、相変わらずかわいいなあって」 綾奈が照れながら私の背中を叩く。 地味に痛い。ちょ……お前段々強くなってきてるよ。 「センパイ朝練どうしたんですか?」 見つめられたら逸らしてしまいそうなほどの目力を持っている綾奈。 濁りの無い瞳を私に向ける。 「寝坊……ってことで」