「……ゅ…さま…優稀様!」 「へっ!」 私は川上さんの声とともに目を覚ました。 あれっ?私寝ちゃってたの? 「優稀様、もう着きましたよ」 そう言って川上さんはドアを開けてくれた。 私が外に出ると高級ホテルが目の前に建っていた。 「な、何これ…」 「今日のパーティー会場」 私が横を向くと彼方が立っていた。 「お前トロすぎ。ほら早く入るぞ」 彼方はさっそうと歩いて行った。 「ちょっと待ってよ!」 私もそのあとを必死で追いかけた。