「じゃあこれと、これと、これだけもらうから後で全部返してきてください」 私は近くにあった1番安そうなジーパンとTシャツを手に取った。 「それは無理でございます。 彼方様が優稀様のために贈られたものですから」 「じゃあ彼方さんに直接いいます。 彼方さんはいまどこに?」 藤堂さんは困ったように私を見る。 「彼方様はおそらく朝食を食べておられると思いますので食堂の方にいらっしゃるかと・・・」 「わかりました。 では言ってきます」 「え?あっあの優稀様!?」