「はぁ…この鈍さちょっとムカついてきますわ。でもホントのことだから憎めないんですわ」
「ん?なんか言った?」
「いいえ、それより優稀ちゃんはこちらをみてください」
そういって手鏡をさしだされた。
「うう、なんか見るのヤダ」
「もうためらってないでさっさと見なさい!」
「は、ハイ」
もういいや
どーせもとからブスなんだし
そう思って私は鏡をみた。
「え!?すごい」
鏡の中には今までに見たことがない自分がいた。
「奈美ちゃん、これホントに私?」
「正真正銘優稀ちゃんですわ。言いましたでしょ想像以上だって♪」
「うん、なんか奈美ちゃんのおかげでちょっと勇気が出たよ。ありがとう」
「どういたしまして。私も優稀ちゃんに喜んでもらえてこうえいですわ。さぁ、早く彼方の所に行ってください」
「うん、じゃあ行ってくるね」
「もし彼方に何かされましたらすぐに戻ってきてくださいね」
「うんわかった」
「では行ってらっしゃい」
そうして私は奈美ちゃんに見送られて彼方の家へと向かった。
