あれから階段を上がり、三年だけの校舎に向かった。
もちろんここには三年しかいないわけで…
「な、奈美ちゃん。私たちすっごく見られてない?」
「もちろん優稀ちゃんがかわいいからですわ♪そんなことより着きましたわ」
「え?どこに?」
「優稀ちゃん…そのボケっぷりは天然といったほうがよろしいのかしら?
先ほども言ったように彼方の教室ですわ」
て・・天然?
そんなこと初めて?言われた気がする
「彼方の教室?こんなとこに来てどうするの?」
「はぁ、優稀ちゃんと話してたら埒があきませんわ」
な、なんか私に対して態度ちょっと酷くなってません?奈美さん…
ガラっ
「湊!彼方を呼んでちょうだい!」
ドア口にいた湊先輩は奈美ちゃんの声に驚いた。
「えっ?ちょっなんで奈美と優稀ちゃんがいんの?それに彼方呼べってなんでだよ」
「いいから早く呼んでくださる?」
奈美ちゃんの低い声が湊先輩を従わせた。
おおっ
奈美ちゃんのこの女王さまっぷり初めて見る…
