「かっ感激って…
そんな大した内容じゃないよ」
「大した内容じゃなくても私にはとっても嬉しいことですわ」
奈美ちゃんは目を輝かせてこっちを見ている。
「そ、そうなの?
じゃあ話すね。昨日彼方にキスされた」
奈美ちゃんのさっきまで輝いていた目がいっきに曇っていった。
もしかして私奈美ちゃんにキスのこと言っちゃいけなかったのかな…
奈美ちゃん、彼方が好きとか?
だったらかなりヤバいじゃん!
どっどーしよ…奈美ちゃんさっきからずっと黙ってるし傷つけちゃった?
「優稀ちゃん?それホントですの?」
奈美ちゃんがやっと話してくれたかと思ったら、難しい顔をしていた。
うっわ~
なんかまずそうな雰囲気漂ってません?
ホントどーしよー泣
「優稀ちゃん?ホントなんですの?」
私は奈美ちゃんの顔に圧倒された。
「う、うん…」
うぅ…
奈美ちゃん怖ッ
はぁ、なんでこんなことになるのよ
全部彼方のせいだ!
